シルバーについて

 「銀」、元素記号Ag。

紀元前3000年頃にはすでに利用されていたようです。

 

 

 

 

貴金属に利用される事が示すように、その可視光線における反射率は98%と金属中最大級。

そして、熱伝導率も金属中最大級とのことです。

これは、アクセサリーとして身に着けた時に感じ取れるのですが、あまり知られていないかも知れません。

意識して肌に触れてみればすぐに分かると思います。

銀も金属ですから、温度が下がった状態で肌に触れると一瞬「ヒヤッ」とします。

しかし、一瞬にして体温に馴染み、重かったり角が当たったりでもしなければ着けている事を忘れてしまいそうなほどです。

他の金属なら冬場だったら冷たくて外したくなるかも知れません。

 

その一体感も銀(シルバー)のアクセサリーとして優れている特性です。

その一瞬の体温との馴染み方をあらためて感じてみると面白いかも知れません。

 また、銀のその柔らかさも肌との馴染みを感じさせる理由のひとつかも知れません。

純銀ですと、細い形のものを作るとどうしてもグニャッと曲がってしまい、表面も傷が付きやすいのがデメリットです。

なので、アクセサリーなどで使う場合は純銀でなく「SV925」が使われる事がほとんどです。

Tsukuyomi Design」のシルバーもすべてSV925を使っています。

 

 この925というのは、純銀に7.5%の銅を含有させて強度を上げている92.5%の銀という意味です。

これによって、細いものでも普段の使用に耐えられるものとなります。

ただ、比べてしまうとやはり混ぜものが無い純銀の方がその美しさは上です。

並べてみると分かりますが、純銀の方がより白く強い反射を見せてくれます。

傷つきやすい、曲がりやすい、というデメリットをカバー出来るのあれば、純銀のアクセサリーも良いかも知れません。

とは言え、普段使いを考えるとどうしてもSV925の方が有利になってしまいます。

その硬さを保つことで複雑な形も可能になります。

ちなみに、その簡単さで利用者も増えている”シルバークレイ(銀粘土)”は、純銀です。

なので、SV925よりも白い光を放っていますが、やはりもろいです・・・

ごつくてシンプルなデザインなら大丈夫かも知れませんが、私は何度となく”ボキリ”とリングを折ってきました。

純銀につなぎの粉や接着剤の粉を混ぜてありますから、焼成するとそれらが無くなって巣が入った入った状態になります。

なので余計にもろくなってしまいます。

なので、とても良い素材ではありますが、気をつけなければなりません。

それぞれの特性を使い分けて楽しむのも良いかも知れません。

 

それと、銀の最大の魅力のひとつ、「燻し(いぶし)」です。

これはよく「酸化」と間違われますが、空気中や温泉の硫黄と反応する「硫化」が正解です。

不思議なのは、通常光り輝かせて楽しんでいるものが黒ずんだら「ダメ」な訳です。

しかし、シルバーに関してだけ、わざわざ黒くして楽しむ事が出来ます。

好みにもよりますが、燻を残した方が立体感が出て、むしろ高級感が出ます。

他の金属にはない特性です。

「ツクヨミ・デザイン」のアクセサリーはすべてSILVER925です。

 

 

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